結婚・妊娠・出産

【出産レポ】和痛分娩で子どもを生みました

2019年12月2日 16:41
人生初の出産を経験しました。

今回私は“和痛分娩”を選択したのですが
その出産レポをまとめたいと思います!

もう本当に自分が感じたまま
見たまま、経験したままのことを書いているので
出産レポ関連が苦手な方はお気をつけください…!

和痛分娩とは?選択した理由

無痛分娩、という言葉は聞いたことある!
という方も多いと思いますが
無痛と和痛、その定義については産院によって違うようです。

ただ、やり方は無痛も和痛も同じ。

背中側の腰椎の間から硬膜外麻酔を入れます。

その麻酔の効果によって
陣痛の痛みを弱くするのですが、
無痛も和痛も共に無感覚になるわけではないようです。
(感覚は人それぞれ個人差があるとのこと)

私はこれまで出産を経験したことのない
初産婦なので陣痛の痛みも分かりませんが
最初から無痛もしくは和痛で生む!と決めていました。

理由は、私を生んでくれた母が
「子どもを生むときが来たら絶対に無痛で生みなさい」と私に教え込んできたから。笑

母は私を生む時に、相当〜〜苦労したそうです…笑

だいぶ昔からそう教えられてきたので、
私が無痛or和痛を選択するのはもはや私の中では当たり前のことでした。

出産を控えており、無痛和痛分娩を考えている方は事前に無痛・和痛分娩を行なっている産院を探した方がいいです。
※どこの産院でもこの分娩方法があるとは限りません。
※私が行っていた産院は”無痛”ではなく “和痛”という呼び方で実施していました

あと、後付け理由ではありますが
私の場合「計画和痛分娩」ということで
促進剤を使って陣痛を誘発し、
和痛分娩を行うことに決めていたわけです。

こうして最初から出産の予定日がはっきりと決まっていることによって、希望していた夫の立ち合いが出来るなという思いもありました!
(もちろん、自然分娩であっても立ち合いには間に合う場合も多くあると思いますが、私の場合は遠距離結婚なので…)

というわけで、
2019年12月1日に前日入院し
12月2日より促進剤スタート!
という計画が立てられたのでした…!

和痛分娩、前日入院スタート!

いよいよ入院日。
実は人生初の入院!

ちょっと、いや、結構ドキドキ。

なにせ私がこの日嫌だなって思っていたのが
バルーン処置というもの。

子宮口の開き具合によっては
風船みたいなものを入れて、
子宮口を開かせるという処置です。

いろんな方の出産レポとか見ると
この処置を「痛い!」という人もいれば
「全く痛くなかった!」っていう人もいて
本当痛みって人それぞれだよな…
と恐れ慄いていました…

できることなら、やりたくないこの処置…
(痛くないならいいけど、もし私が痛いと感じるタイプの人間だったら嫌だ…)
と思い、子宮口の開き具合を良くするべく
私は入院までの間に以下のことを実践していました↓

◎ラズベリーリーフティーを1日2杯は飲む
◎1日5,000歩を目標に歩く(最低でも3,000歩)
◎湯船に浸かって体を温める
◎マタニティビクスやスクワットをする

これが子宮口の開きにどう影響したのか分からないですし、ほんと個人差があると思いますが…

なんと!
前日入院の診察で
子宮口3.5センチほど開いている!

ということでバルーン処置を逃れたのでした\( ˆoˆ )/

※ラズベリーリーフティーとは?
安産のお茶とも言われ、子宮の収縮に作用があるとかないとか。妊娠後期から飲んだらいいよ!とオススメされているお茶で、カルディとかで購入できます。
味はルイボスティー的な。結構好き嫌い分かれるようです。

↓授乳にも良いと聞くので私は出産後も飲んでます!

バルーン処置を逃れた私は
ただただ普通に一夜を過ごすのみ!

夫も今日は病室に一緒に泊まってくれます。
2人で過ごす最後の夜…になるはず!

促進剤を使って陣痛誘発スタート

当日、7時より陣痛室へ移動。
8時から背中の硬膜麻酔の準備スタートです。

この部屋で私は歯医者さん椅子のような、ベッドのような分娩台に寝ます。
後々この椅子がウイーンと動いて、股を開くようなかたちになるTHE分娩台として早変わりするのです。

まずは背中に局所麻酔。
赤ちゃんの予防接種とかで使うような細い針を使っているそう。

この注射は全然痛くなかった〜!

局所麻酔のあとは、硬膜外麻酔の準備として麻酔を通すための管みたいなものが刺されます。

事前に「人によっては何か入ってくる感じがして気持ち悪いって言う人がいる」と聞いていてのですが、本当にそのとおりって感じ。笑

痛みはないので、
その体の中に何か入ってくる感覚を少しだけ耐えればここもクリア!

その後ようやく朝ごはんが支給〜!
朝ごはん食べれないのかなぁと思っていたので全力で嬉しかった…!

ちなみに背中からはこうして麻酔が入る準備できてるし、左手首からは促進剤が投与され、胸には心電図がつけられ

…側から見たら管まみれ。笑

夫が「病人みたい…」とつぶやいていました。
私もそう思う。笑
本当上の写真のような姿に…。

そして9:00頃促進剤投入スタート!
少しずつ様子を見ながら投与の量?を調整されていきます。

お昼頃まで全然何も起きない!

普通に分娩台でお昼ご飯を食べる私。
シュール。笑

陣痛が進み、いざ出産!

まず、赤ちゃんが出てくるまでのプロセスですが…
子宮口が10センチで全開と言われています。

10センチになってようやく、
よくドラマとかで見る「いきんでー!」という状態になります。

子宮口が全開になるまで
陣痛という痛みが1分くらい何分間かの間隔で襲ってきます。

10センチになるまで私たちはひたすら耐えなければいけないのです…!

お昼ご飯が食べ終わった頃でしょうか…

なんだかお腹が痛い…
お腹というか、おしりの方に向かって何か押されている感覚…

和痛分娩の場合(私の産院の場合?)
助産師さんが付きっきりでいてくれるので
その異変をすぐさま報告。

ここで助産師さんが悩んでいたのは
今、麻酔を投与するかどうか。

このタイミングがすごく鍵らしい。

特に私の場合初産婦なので、
出産の進みが遅いとされています。

なので、麻酔を入れるタイミングが早ければ陣痛が遠のいてしまう可能性が。

私の産院では、夕方頃までしか和痛分娩の対応をしていないのでもし陣痛が遠のいてしまった場合明日に持ち越しになってしまうんです。
※麻酔科の先生が常駐しているわけではないのでこういうスタイルなんだそうです。

しかも、一旦打ち切り!明日また仕切り直しだ〜!
となったとして、
その日の夜中とかに陣痛が来てしまったら和痛分娩での対応は不可。
そのまま自然分娩でいくしかないという賭けスタイル…

助産師さん的にはもう少し麻酔は待ちたい…
と、いう気持ちだったようですが…

なんとそこからグーーーーーンっと
一気に陣痛が加速!!!!!!

あ、これが陣痛なのか……と
私も息があがっていきます。

痛いのは1分くらい。
でもその波がどんどん強くなって襲ってくる。

陣痛の波が来ている間は目も開けてられないくらいの痛さが襲ってきました。
自然分娩の人たちはこの痛みをずっと耐えているの!?と痛みの中で思ってました。

そして…
痛い、痛い…と苦しむ私に助産師さんが選択肢を与えてくれます。

麻酔を投与するか
でも投与した場合今日生めないかもしれない。
ただ、麻酔を投与したら体がリラックスして子宮口も開くかもしれない。

いや、もう色々賭けすぎる。
でももう私の心は決まっていました。

「今日生めなくてもいいです……麻酔入れてください………」

本当はこの日に生んでしまいたかったのですが
陣痛に耐えられなくなっていました…
(本当自然分娩で生んだ方々の凄さを実感…)

そして待ってました!
麻酔投与!

麻酔が効くまでの間、
助産師さんがずっと私の体に触れていてくれてすっっっごく安心した…

麻酔が効いてきて、リラックス…
痛みはないけれど、おしりの方への圧迫感は感じます。

これが陣痛…らしい。

麻酔も入れてしまったし、
夕方のタイムリミットまで残り数時間。
このまま促進剤を入れ続けてもよいか?
という確認で子宮口チェック…してみたらなんともう8センチ!

「これは今日生めるよー!赤ちゃんも今日生まれたいって言ってるねー!」

という声がかかり、嬉しい思いと
いよいよか…!という気持ちが入り混じる。

膀胱に尿が溜まっていると、
お産の進みに影響が出るとのことで導尿される。
これもちょっとビビってたけど、麻酔入ってるため何も感じない。
(ただ助産師さんが取ってくれた尿の量がチラリと見えてその量の多さに驚いた…)

その後、早くお産が進むように人工破水。
麻酔の効果もあって何も感じません。

私のまわりでもどんどんお産に向けての準備が進んでいく…
色んな機械が部屋に入ってきました。

機械だけじゃなく、スタッフの数も増えてゆく…

穏やかじゃないその雰囲気に
ドキドキが募るばかり…!!

出産の瞬間

分娩台が多分皆さんが想像するような
ドラマや映画で出てくるような椅子に早変わり。

そして、
おしりの方への圧迫感(陣痛)が来るたびに
いきんで〜!と言われる。

色んな方の出産レポでも書かれてますが
ウ○チを出すのと同じです、ほんとに。笑

超絶便秘で、かったい便を出そうと踏ん張る感じ。

だからよくお産中に本当に便が出ちゃうって人もよく聞きますし、よくある話だそう。
(自分はどうだったのか怖くて助産師さんには聞けない。笑 でもおしりの穴押さえられてたのはわかる。笑)

私がいきむと同時に、助産師さんによる赤ちゃんが出てくるサポート。(何されてるか分からないけれど、、、)

何回いきんだだろうか…
途中から激痛が私を襲い始めます……

この痛みはお腹の痛みとかではなく
お股に何か挟まってるぅぅぅぅぅ!!
っていう痛み…

もともと事前にこの感覚だけは麻酔じゃ消えないとは言われていたのですが…

それまで
「私は和痛分娩だし、叫ぶこともなく出産を終えるんだろうな」なんて思っていたのに………

絶叫。笑

最初のうちは
「ん〜〜!!!」って踏ん張る感じだったのが
立ち会った夫いわく
「クッソーー!いってぇー!!」
と叫んでいたらしい。笑

赤ちゃんも頑張って生まれてこようとしてきてるし、お産中絶対「痛い」って言葉使わないでおこうって思っていたのにいとも簡単にその言葉を吐いていた……

そして痛がる私に助産師さんがひとつの提案を…

「会陰切開したくないってことだったけど、伸びはいいからこのままもう少し痛みに耐えれるなら切開せずに済みそう。でも、切開したらほんとにもう生まれるけどどうしますか?」

会陰切開したくなくて
妊娠中会陰マッサージも頑張ってきたけど…

この痛みを我慢するのは無理!!!!!!

ってことで
「切開してくださぁぁぁい」と叫んだのでした…
(※切開される時は麻酔効いてるから痛みはない)

それまで陣痛を麻酔でかき消していたので
この最後の瞬間が特別に痛いと感じてしまったそうな…(後日助産師さん談)

その後いきんだかどうかは忘れましたが
助産師さんより
「もういきまなくていいよー!呼吸だけしっかり!」と言われました。

その言葉が、もう出てくるという合図であることを私は知っていたので冷静な気持ちで自分の股の方を見つめていることができました。

いきまなくていいよ、と言われ
本当にすぐ。

赤ちゃんの頭が見えたのと同時に
私がそれまで苦しんでいた痛みが感じなくなっていました。

ドゥルンと

赤ちゃんの体も出て、
泣き声が聞こえて…

その時思ったことは

「あぁ、出たぁ………」

でした。笑

もう達成感と幸福感と
なんとも言えないやりきった気持ちに包まれながら
そして自分の体から出てきた赤ちゃんという存在が本当に存在していたのだというなんだかよく分からない気持ちで溢れるのです…

赤ちゃんの体重や身長など測られている間に
会陰切開の傷跡抜い作業。泣

麻酔してるから痛くないはずなのに
なんだか触られてる感覚が怖くて
痛い、痛いと半泣きしてました。笑

赤ちゃんと対面して思ったこと

妊娠中、胎動は感じているので
その存在を感じてはいましたが
いざ生まれてみるとなんだか信じられない気持ち!

こ〜んな大きな子がお腹の中にいたの!?
なんて思ったり
めちゃくちゃ可愛い子なんだけど!!
なんてもはや親バカ炸裂したり…笑

とにかく幸せな気持ちでいっぱい

かすかに頭の片隅では
親になれるのだろうか、という不安もありつつ…

もう、引き返せない。
私は母としてしっかりやらねばいけないのだと
改めて気を引き締めました。

生んだこの日は母子別室!
母体の回復を目指します。

和痛分娩のメリットとして
「産後の回復が早い」っていうのが挙げられることも。

正直自然分娩を経験していないからなんとも言えませんが、気持ち的には生んだ直後からハイパー元気です。笑

多分、陣痛を耐えている時間が少なかったからな。

ただ、会陰切開の傷はあるので
簡単に座ったり、シャワー入ったり、トイレ行ったりっていうのは出来ませんでした……

ちなみに、妊娠後期くらいから
尿もれをする妊婦さんもいると聞きますが
私はその症状がこれまで無くて。

無かったのに、産後直後の私は尿もれに悩まされました…。

なにせ、尿意を感じない。
感じないからトイレに行かない。
そしたら膀胱満杯!尿もれしてしまえ〜!
みたいな勢いで。笑

助産師さんに、尿意を感じなくても
トイレに行く意識をしないとダメ!
と言われ、気をつけてトイレへ行くようにしました…

よくあることらしいので、
これから生む方、
尿もれはあるかもしれないということを念頭に置いておいてください…

【まとめ】和痛分娩してみて良かったこと悪かったこと

出産を終えてすぐに思ったことは
「もし次もあるなら、絶対に次も和痛にする」
ということ。

和痛分娩にしてよかったなと思えることは
陣痛の痛みを感じずにリラックスして出産できた
(最後は痛かったけど笑)
これに限る。

悪かったことは特別思いつきません。
しいて言えば、未だに和痛や無痛で生むことに対して「それってどうなの?」と否定的な人が多くいることくらいかな。笑

あとはやっぱり自然分娩よりプラス料金かかります。(病院によって違うと思うけど)

でも私の中では
この金額で痛みを和らげてリラックスして出産できるなら安いもんだ!って思っちゃいます。

和痛やろうかな?どうしようかな?
と悩んでいる方がいたら、ぜひ!と私はオススメしたい。

お腹を痛めないと親としての実感がどーのこーの、なんて言う人もいまだにいますが生んでみて思うのは、お産ってもんは人それぞれ様々なかたちがあるわけで、どれが良いどれが悪いってことは存在しないってこと。

10カ月も命を自分の中で守り育てたんですよ。
どんなお産も、母子ともに命がけ。

だからもし世間体とかで悩んでる人がいたら
そんなことで悩まないでー!と背中を押したい。

皆さんが自分で納得できるお産ができますように!